未来感想 No.19「地上波未公開シーン(信長のシェフ【最終話】)」

未来感想

地上波未公開シーン(信長のシェフ【最終話】)

minmin  [東京都/女性] -2014/02/05 21:30

またまた「連ドラの地上波未公開シーン」についてです☆
信長のシェフ【最終話】から。

「信長のシェフ」のオープニングタイトル。この次のシーンは

(地上波放送)・・信長の前に、ケンは鴨料理を出す。
(ノーカットBD)・・御前試合について、ケンと夏、井上が話し合っている。

地上波で放送されなかったこのシーンは、3分にも及びます。

御前試合について、井上は的外れな発言をして、台所の外に出て行きます。
残ったケンと夏は、お互いの本音を出し合います。

ここでは、二人の会話(セリフ)を全て書き込むことはできませんので、
私が印象に残った夏の言葉を、少しだけ考えてみます。

『お前は、やっぱり瑤子と一緒にいたほうが』
『二人で一緒に平成に戻ったほうが』
『お前がいようがいまいが、俺はこの時代を生きてく。それだけだ』

この未公開シーンで、ケンは自分が平成という未来から来た人間だと、
そして瑤子も同じ時代から来たと、夏に説明します。
夏はケンの言葉を信じ、平成に帰るように進言します。

夏は、決して自分の本心ではない言葉を発し、
台所から出て行ってしまいます。
台所の出入り口で、立ち止まった夏の後ろ姿が、本当にかわいそうです。
後ろ姿でセリフを話す志田未来ちゃんの演技に、涙、涙です〜

地上波放送で“黄泉の祠”について、明智光秀から話を聞くケンを、
夏がそっと見つめてるシーンがありますが、
この未公開シーンは、ケンを想う夏の胸の内を、より際立たせます。

「ケンは自分が生き、住む、戦国の時代とは違う後の世から来た」・・
ケンの説明を黙って聞いていた夏。
御前試合を命じられたケンの苦悩。

未公開シーンをまだご覧になられていない方には、申し訳ないのですが・・
私は、ケンと夏、二人の葛藤が表現された重要なシーンだと思います。



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