| 藤本雛が朝日奈雛に変わるとき(2) minmin  [東京都/女性] -2014/03/17 21:30 今日も、ドリーム☆アゲインの感想です。 藤本雛が朝日奈孝也に会いに来た本当の理由は・・ 「雛は、余命幾ばくも無いから父に会いに来た」とか、「母親と自分を捨てた孝也に復讐するため」とか、
 いろいろな解釈があります。
 「第三話」。颯乙と雛の会話にその答えがあるような気がします。颯乙から「遺伝子検査の結果」を渡されたときの雛の言葉です。
 『これでやっと、自分が何者なのかが分かりました』『でも、違う結果のほうが良かったなあ』
 『あの人、私が娘じゃなければいいと思っています。
 あの人の冷たい態度見ていれば分かります。だからもういいんです』
 雛は、自分の本当の父親を知るため。自分が娘であると認めてもらいたいため、朝日奈に会いに来た。
 でも、期待した父には裏切られ失望した。
 人間「死期が迫ると性格が一変する」ケースもあるそうです。でも雛は、過酷な状況を達観してるようにも見えます。
 孤独で難病を抱えてる雛にとって、朝日奈(実は小木)の
 態度は本当に哀しかったと、私は感じます。
 雛は「朝日奈孝也は小木駿介なのだ」と知ることもなく、本音でぶつかり合い、小木の本当の優しさに気づき、
 「小木の朝日奈」を父親として好きになったと思います。
 朝日奈雛として。
 雛はやがて・・病状悪化。危篤状態から臨終へ。
 【ヒナ脳ブログ】第10話では、雛は「死後の世界」に・・臨終を迎えた雛は、ふと目覚めると病院の屋上ベンチにいて、
 女性看護師や他の患者さんに声をかけるが、全く通じない。
 そばにいた「山田」は雛に『死んじゃったんだよ』と教えます。そして・・
 「山田」は雛に『雛ちゃん。大切なお話があります』と言い、
 「朝日奈孝也に小木駿介の魂が入っている」と雛は知りました。
 【ヒナ脳ブログ】の中だけでなく、本編で「朝日奈は小木」と私は、雛に知ってほしかったです。
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