ありがとうございます・・・でも、なんか恥ずかしいです。
私、賞なんて小学校の「五・七・五」でもらって以来ですよ（笑）。
この賞も私だけの力じゃないと思うんです。周りの皆さんの力があってのものだと思います。
今振り返ると、『14才の母』はすごく楽しかったなと思えるんですけど、やってるときは・・・やっぱりスゴく大変でした。だって私、妊娠したこともないですし、どんな気持ちになるかも大きなお腹でどんなふうに動くのかも、全然分からないことだらけだったから。だけど、お母さんとそういう話をしていて、私たちのことをどれだけ大切に思ってくれているかが分かりました。今まで、子供を産むことの大変さなんて考えたこともなかったので、いろいろ勉強になりました。
お腹が大きくなった自分の姿ですか？それは、ちょっと面白かったです（笑）。
未希を演じたことで、絶対無理だって思うようなことでも、「一生懸命やればできるんだ」って思うようになりました。ただ、女優としてどう変わったかは分からないんです。背と髪はちょっと伸びたけど（笑）。でも、今までやったことがない役を乗り越えたというか、最後までやれたことで、また1つ階段を上れた感じがするので、これからもやったことのない役、面白い役や不思議な役などいろいろやってみたいです。
続編ですか？見てみたい！未希と生まれてきたそらがどうしているのか気になりますし。
私がやるのは大変だなぁ（笑）。冗談です。ぜひやりたいです。

（「TV LIFE」2007年2月14日発売号から）